奇跡を起こす”アルファコイル” |
アルファコイルの特徴は円滑現象を起こすことにあります。円滑現象とは、人生が円滑にゆくことで、することなすことすべてかうまくゆき、この世がまるで天国のようになることなのです。まずは体験者の話を紹介しましょう。
アルファコイルを試用したところ、効果がー回でただちにあらわれました。まったく感動いたしました。これは、二十世紀最高の大発明です。否、史上空前絶後といっても過言ではありません。
脳波をアルファ波にすることは世界人類の恒久平和への最良の方法であるからです。その上、もしもアルファ波の状態における祈念が最もよく天地神明に通ずるものであれば、(実際そのとおりなのです)その3〇分間(および残存効果が24時間くらいあるように思われます)の間、「宇宙一切 衆生の恒久的な実相顕現」をひたすら信念を以て祈るならば、人間界だけでなく、宇宙のあらゆる 生物、霊者たちの永久平和と幸福の実現に役立つでしょう。
さて、個人的な円滑現象ですが、広川書店(医学、薬学系の我が国最大の学術図書の出版元)か ら、私の大学教科書『現代発酵学』の改訂増補版が「小牧久時平和財団創立10周年記念・改訂増補版」と表紙に明記されて出ることに急に決まりました。 これがご縁になってー人でも多くの人が、私のほうの方法で「腸内浄化」されつつ、橋本博士の アルファコイルによって、脳波の状態を最良にされますよう祈っております。(57年11月2日)
円滑現象ということは、皆さまはとても難しいといわれますけど、私はこんな簡単なことはない と思っているのです。実をいうと、私たちは何もしなくてもアルファコイルの助けによって自分の心が変わっていきます。そして心が変わってきたら疑うことなく、「ありがとうございます」と明るく明るく陽の気を持ち続け、それをインプットしておけばよいわけなのですが、「インプットしても、その後すぐにダウンしてしまう…・・・」ということで、いくらアルファコイルをかけてもだめだという方がいらっしゃるようです。
しかし、私の場合はたとえば7月20日くらいから10万円欲しいというようなことがありました。これは必ず与えられるんだと念じ、アルファコイルをかけながら「ありがとうございます。10万円いただきました。ありがとうございます」と明るく明るくしておりました。そうしたら、18日目ですか、「私、これ頼まれたけど」と重い封筒を持って来た人があり、「ああ、そうですか」と私は何気なく受け取ったのです。そうしたら、そこには私が常日ごろ指導させていただいた方の名前で、「長い間指導していただきまして、本当にありがとうございました。私の心のー端ですが・・・」ということで、その封筒の中には10万円が入っていたわけです。そしてその前には、私はどうもお金というものはあんまり自分が卑下すると、貧乏根性になるから入ってこない、自分が豊かであれば入ってくるのだということが橋本会長の科学的法則によってもよくわかっておりましたから、「私は100万円欲しいな。とにかく100万円欲しいな。それはみんなのためになるお金なんだから」といいながら、明るく明るくして、「こんなに願っても、どうかなあ」というふうなインプットはしないのです。これ
は当然入ってくるものだと思っていましたら、それは願ってから35日目に入ってきました。
それも私の予期しないところからです。だから私は「日ごろの自分の愛というものがこんな形であらわれてきたのだな」と思っております。そういう円滑現象がちょくちょくありますから、私には何か魔法があるのかといわれたりしますが、魔法はこざいません。実を言いますと、アルファコイルはずっと使っていますけれども、私は最近、便秘症でお医者さんの薬を飲んだり、アルファコイルを使ったりしても、あまり便通がありません。私はアルファコイルを使いながら、何かインスピレーションが来ないものかなあと思っておりました。きっとよくなると思っておりましたら、「朝、晩、コップ1杯の水を飲め!」というインスピレーションが来たのです。そして、その水を飲むのに、どういう風にして飲んだらよいのかと自分に問いました。すると、「アルファ波で天の陽の気がこれに入っているから、大きな生体波が活力を出してこの水に混じっている」ということが頭にひらめくのです。「よし、これでやろう」と思い、朝と夜にそれを噛む様にして3分間かけてコップの水を飲みました。
3日たちますと、下剤を使うより気持ちよい便通がありました。「アルファコイルは効くのだなあ、よくこういうことを教えてくれるなあ」と改めて感じている今日このごろです。
アルファコイルを使っておりますと、私たちの頭にはインスピレーションがスーッと入って来るのです。それはやはりアルファ波のお蔭です。要は器械というよりも、器械を使う自分の心根が大切だと思うのです。会長の気持ち、そのものを本当にわかっていないとアルファコイルとーつにならないと思うわけです。
私がアルファコイルを初めて知ったのは、昨年二月ごろTVで放映されたイレブンPMでございました。そのアルファコイルを頭にかけると、高僧が座禅をして悟りを開いた境地になる……
「あ、これだ!」と私は思い、それからわけもわからず、その翌日から、「アルフフコイルというのができて、脳波がアルファ波になったら全部解決じゃないの」なんて、皆さんに宣伝してました。
そうしたら、私のご近所の方にも、あそこが悪いここが悪いという方がいらっしゃるので、「会員になられたらいかがですか、私はまだ入会してないけれど、入会されたらどうですか?」といいますと、あなたが入会したら私も入会するといわれるのです。
それから、また別の方がいらっしゃいましたから、その方にアルファコイルのことをお話しましたら、恵比寿の事務所にー緒に行きましょうということになり、おうかがいして入会しました。
一緒に入会したその方は「効かない効かない」とおっしゃいますが、「効かないといったって、その人の心によりますよ。効かないといえば効かなくなりますよ」と私がいいますと、「私はいいけれど、主人が効かないのです」とおっしゃる。そのうちその方も効くようになりました。
そうしているうちに、円滑現象が起きまして、100万円をいただいたのです。私もびっくりしまして、別に100万円が欲しいと願ったわけでもありませんが、その方が私に「年金とかいうものをいただきまして余ったものをいつも貯金しておりましたが、あなたが活動するのに必要だと思うから、あなたにプレゼントします」といわれました。私は何をプレゼントしてくださるのかと思いましてお家にうかがいますと、オンワードというのを3枚、20万円と30万円と50万円の合計100万円を私にくださり、どうぞあなたが活動なさるのにお使いくださいといわれまして、私はびっくりしてしまいました。
アルファコイルも、ただお話してそんなに無理におすすめしなくても、自然に50名以上になったことに感謝しております。(50名以上紹介すると支部を作る事が出来る)
私も去年、突然、呼吸困難になるぜんそくになりましたが、自然に咳も出てこなくなりました。それと、アレルギー性鼻炎で毎日、10年くらい苦しみましたが、今年はいつの間にやらそれも消えてなくなりました。とにかくアルファコイルを自分なりに使うこと、自分に合うように使い込むということかよいのではないかと思います。ありがとうございました。
アルファコイルを大勢の方におすすめして、たくさんの事例が出ておりますが、その2,3を紹介させていただきます。
まず、私自身については、アルファコイルを使用しはじめてから、非常に大きな円滑現象があり ました。私は、『ガンを殺せ』という題名の本の著者、ジェイソンHウインターが主張する癌に効く薬草、「ハーバルティー」を岡山県で販売したいと思っていたのです。しかし、その販売権を獲得するには500万円の保証金と薬草「ハーバルティー」を500万円分、合計1000万円かかるということで思案しておりましたところ、私の契約の直前あたりから保証金なしで500万円でよろしいということで契約できたのです。そして現在、岡山県下の総代理店として、その薬草を大勢の方に飲んでいただいております。そのように 1000万円が500万円でよいというようなありがたい円滑現象が生じたのです。
それから、国鉄にお勤めになっていらっしゃる方ですが、何回か支部においでになってアルファコイルをあてておられました。そして、これはよいようだということで入会されました。
その後、非常ににこにこして来られるので、何かよいことがあったのではないかと お尋ねしましたら、自分の娘がピアノの演奏会で入選したということ、家の中がとても明るくなってきたということ、そして落ち着きのなかった子供も落ち着いてきてよい子になってと話され、喜んでおられました。
簡単ではございますが、以上報告させていただきます。
・円滑現象が起こるメカニズム
いろいろな会員の方々から報告をいただきまして、円滑現象が起こったということで、ずいぶん感謝していただいたりしますけれど、円滑現象というのは、人によって起こる方と全然起こらないという方もいらっしゃるわけなんです。それで、いかにしたら円滑現象を起こしうるか知りたいとおっしゃる方が非常に多いのです。
そのへんのメカニズムをご説明しながら、どのようにしたらいいかということを説明したいと思います。 アルファコイルという器械は、もともとはアルファ波発生装置として開発されています。その前身として、アルファトーンという器械がありました。
アルファトーンも、もともとは脳波を安定な状態にする(脳波の安定な状態というのは、いわゆる瞑想状態で出てくるアルファ波という脳波が出てくる、実際にはもう少し深くなるとシータ波という波、あるいは大ベテランになると、もっと深い波がでてくる場合がありますが)、もともとはアルファコイルもアルファトーンも同じ目的をもって開発された器械なのです。いわゆる腹想状態をいかにして容易につくるかということを目的としてつくられた器械です。
アルファコイルとアルファトーンの違いをここで簡単に説明させていただきたいと思います。
脳波というのは、ご存知のように自分ではなかなかコントロールすることができません。これは以前からいわれていたことですが、いわゆる自律神経系、たとえば血圧とか、脈拍とか、そういったものは自分の意志では「コントロールできないもの」であるというふうに考えられていたわけです。 ところが約20年ほど前にバイオフィードバックという学問分野ができ、バイオフィードバックという学問をいろいろ研究してみますと、自律神経系もコントロールできるらしいということがわかって来たわけです。バイオフィードバックのバイオとはバイオリズムのバイオで、これは生体情報という事です。フィードバックというのは、よく電気回路などで使いますが、〃帰還する〃〃戻す〃という意味で、これをーつの言葉にしたのがバイオフィードバックです。つまり、バイオ フィードバックとはどういうことかというと、自分の生体情報を自分の頭に戻すと言うことになるわけです。
これにはどういうメリットがあるのでしょうか。たとえば道を歩くこと1つをとっても、いろいろな情報が脳に伝えられていきます。たとえば目が開いていると、視覚情報が脳に伝えられ、あるいは3半器管から平衡感覚が脳に伝えられます。これはーつのフィードバックなんです。たとえば焼け火箸があって、普通は熱いものに手が触れると、熱いという情報が脳に戻って、さっと手を引くことができます。ところが、もし何も感覚的にフィードバックするものがなければ、手はそのまま焼けただれて、場合によっては使えなくなってしまいます。
これを、脳波についてやってみよう、つまり脳波を、自分の状態を知りながらコントロールすることができないか、ということを研究しはじめて、これが脳波のバイオフィードバックということになったわけです。
脳波の種類にはいろいろありますが、最も重要な波としては、アルファ波があります。これは瞑想の初期に出てくる波なんですね。瞑想がもう少し深くなってくると、シータ波と言う波が出てきます。アルファ波とシータ波では性質が異なっており、アルファ波は、意識が表面的なほうに集中されているわけですが、内面的な方向に意識が集中しますとシータ波がたくさん出てきます。
皆さんは円滑現象を起こしたいと思ってい らっしゃるでしょう。ですから、まず、円滑現象 というのはどういうメカニズムで起こるかということを、簡単に説明させていただきますと、潜在意識にどんなものが入っているかということで、その方の人生そのものが変わってしまうわけです。
潜在意識に入っている事柄は、表面に出てきます。一般の方の場合は、いわゆる悪い言葉とか、マイナスの暗示といわれるもので、環境が染まっています。たとえば、親御さんが子供を育てる場合、「あんたはばかだからー生懸命頑張りなさい」と、よけいなことをいったりします。こういうマイナスの暗示の積み重ねが潜在意識に少しずつ少しずつ入っていきます。
特に小さいうちは、非常に素直ですから、小さいうちに聞いた言葉というのは強烈に潜在意識に入っている。
その積み重ねが、皆さんの運命を悪い方向に引っぱっていってしまうのです。潜在意識に入っている暗示がいいものになれば、人生もいい方向に傾いていくわけです。ですから、
結論からいえば潜在意識にある暗示をよい暗示と入れ変えればいいということになります。
これが重要なポイントです。 アルファ状態、シータ状態、いわゆる瞑想状態というのは、非常に澄んだ状態ですが、一般の方の場合は、潜在意識といいますけれど、この間に通常は壁があるわけです。
潜在意識と現在意識の間の壁、これを抗暗示障壁といいます。幼いときは、この壁があることはまれです。たとえば、幼児期というのは物事をよく覚えます。言葉でも、何でも非常によく覚えます。幼児期と言うのは非常に素直なんです。
素直な気持ちが、何でも潜在意識に入れてしまうのです。幼児期にはこの壁がないのです。大人のいうことを、嘘であろうが、何であろうが信じてしまう。
「嘘ばかりついていると、闇魔様に舌を切られるよ」というと、子供は本気にしてしまいます。ところが大人になると、これがだんだん変わってきます。どのように変わってくるかというと、抗暗示障壁がだんだんできてくるのです。
年とともに、どうももの覚えが悪くなったとか、記憶力が悪くなったなといいますが、それはこの抗暗示障壁がつくられているのです。たとえば、人を卑下する心とか、人を疑う心とか、素直さが、大人になるとともにだんだんなくなってくるということです。素直さがなくなってくるのは、ーつには抗暗示障壁をつくる非常に大きな要因になっているわけです。 ところがアルファ波とかシータ波という脳波が出ている状態、いわゆる瞑想状態というのは、非常に素直な状態になっていますから、
瞑想状態になりますと、この壁がさあっと消えてしまう。一般の人の場合は、瞑想訓練をする場合に、アルファ波が出たから、瞑想状態になったんだというので、これだけで終わりにしてしまう人が非常に多いのです。ただこの壁が取れただけなんです。 この壁が取れることには、いろいろないい面があります。ストレスは万病の元といいますけれど、この壁が取れることによってストレスが解消されてゆきます。ストレスは、たとえば、肌をとてもきたなくします。
お坊さん、尼さんなどには非常に肌のきれいな方が多いのは、あれはストレスが解消されているから肌もきれいなんです。つまり、肌に悪いものが出てこない。ですから非常にきれいです。
あらゆる面で、アルファ波が出ている状態がいいのですが、実際には、これだけで円滑現象を期待するのは無理です。
ではどうするかというと、せっかくこの壁がとれたわけですから、潜在意識に入ってる悪いものを、いいものと入れ変えなければいけません。
これをやらないで、ただアルファ波が出たからいいんだとすませてしまっては、円滑現象は起こりません。そのままちっとも変わっていないのです。
いままであったものがそのままちっとも変わっていない、ということは裏返せば、場合によっては 壁が取れた分だけいろいろな影響を受けやすくなっているともいえます。つまり感受性が非常に高くなって、いろいろな影響を受けやすくなるわけです。
悪い事でも良い事でもいろいろな影響を受けやすくなるわけです。
その時にもしも悪い暗示が周りに漂っているような所にいらっしゃる場合は、逆効果になる可能性もあります。
よく臆想をするときには、よき指導者のもとでやらないと危険な場合があるといわれます。それは悪いものがとっついてしまうこともあるからです。せっかく壁が取れているのですから、このときにいい言葉をなるべく聞くように、いい言葉をなるべく唱えるように、自分で心がけなければなりません。一番大きなのは、やはり、自分の心がけで、これが重要なポイントです。
しかし、自分けで努力して、いい言葉を唱えるのはなかなか難しいことですから、この手助けとなるのが、インスピレーションCDです。 インスピレーションCDの中には、いろいろな言葉が入っています。いろいろな暗示が、抑揚をもたせて入っているので、これを聞くと周りにプラスの暗示が漂います。そのときのプラスの暗示が、どんどんと、知らないうちに入っていくのです。一生懸命聞かなくても、ただかけておくだけでよいのです。
ところが、これにもやはり、個人差があります。 先ほども、自分の心がけが非常に重要になるといいましたが、たとえばー般の人の場合、マイナスの暗示を強烈に印象づける方が多いのですが、これを心がけで変えるわけです。
たとえば、おみくじでいえば、普通の人は吉と出ても無視してしまいがちですが、凶とでると強烈に印象づけてしまいます。
「今日いやなことが起こるんじゃないか」と、つい考えがちです。この逆を行えばいいわけです。
凶と出たら、こんなものはどうということはないんだと無視し、吉とでたら、今日は何か素晴らしいことがあるんじゃないかな、嬉しいな、ありがたいなと、強烈に印象づけるわけです。
吉と凶を入れ変えるわけです。たとえば、横断歩道について、ちょうど信号が青に変わったら、今日はいいことがあるんじゃないかな、嬉しいなというふうに。
あるいは、ホームについたらたまたま電車が入って来たというとき、実にいいタイミングだ、素晴らしいな、何か今日はいいことがあるんじゃないかなと、感謝する、そのときどきに感謝する気持ち、心がけが大切なのです。ありがとうございますと、唱える言葉が自然に出てくるようになればいいのです。 円滑現象をよく起こす方は、ありがとうございますと唱えている方が非常に多い。あとで説明しますが、これには理由があるのです。たとえ偶然であろうとなかろうと、いいタイミングでことが起こったときに、心から喜ぶこと、これを習慣づけるといいのです。
私もよくやっています。朝起きたときに、歯をみがくときに、手を合わせて、ありがとうございますと感謝します。あらゆるものに、お父さんありがとうございます、お母さんありがとうございます、姉弟ありがとうございます、すべてのものに、ありがとうございますと感謝します、この感謝の気持ちがなぜいいかということをつぎに説明しましょう。
願望を実現したい場合、どのようにしたらいいのでしょうか。祈りといっても、いろいろな祈り方があります。その中には、いい祈り方、悪い祈り方があるわけです。 たとえば重病で苦しんでいらっしゃる方は、「いま苦しいんです、神さま助けてください、なんとかしてください、助けてください」というふうに祈ったりします。どんな唯物論者でも苦しんでなんとか助かりたいというような場合は、一生懸命「神様助けてください」と祈ってしまうんです。
「いま苦しいんだ、助けてください」といってしまう、これはよくない祈り方なのです。こういう祈り方をしますと、潜在意識に「いま苦しいんだ」という暗示が入ってしまうのです。この潜在意識に入った事柄は、必ず将来にわたって出てきます。
「いま苦しいんだ」という現象が未来に出てくるのです。これではなんの意味もないわけです。
よい祈り方というのは、たとえいま苦しくても、もうすでに元気に歩いているんだというようにイメージするのです。これを潜在意識に入れなければ、願望は成就されません。いまはたとえ苦しくても、元気に走っているとか、歩いている姿を描く。たとえば難病に苦しんでいるような方が、もし健康を取り戻したとしたら、とてもありがたいんだと思うはずです。
難病に苦しんでいる方でないとその苦しみはわからないと思いますが、難病に苦しんでいるからこそ、それが治ったから、ありがたいという気持ちが自然に出てくるのです。
これを条件づけてしまうのです。感謝の気持ちというのは、何か得られたときに自然に湧いてくる気持ちですが、何も得られないときから感謝して、この条件づけをしておきますと、プラスの暗示を非常に入れやすくなります。
つまり感謝するということは、その中に希望が実現したんだと肯定する大きな意味があるのです。 ですから、朝起きたら、いろんな方にありがとうございますといってみる、これをまず習慣づけることです。たとえば家を建てたい、車が欲しい、健康が欲しいというような、望みがあったら、もうすでに得られたという状態を、過去形で潜在意識にイメージするのです。
これが非常に重要なことです。
潜在意識に入ったものは必ず将来出てきます。初めはなかなか大きな事柄としては出てきませんが、これは当然です。いままでマイナスの暗示が充満していたわけですから、プラスの現象がすぐに出てくるはずはないのです。しかし少しずつ少しずつ出てくるはずです。これが少し出たとき、普通の人でしたら無視してしまい、それだけで終わらせてしまうのです。
これをいい面が出たときに喜び、これは素晴らしい、円滑現象の始まりではないかと喜ぶようにするのです。そうすると、イメージがプラスの暗示として潜在意識に入ってきて、入ったものは必ず出てきますから、これがぐるぐる回って、自然にマイナスの暗示と、ブラスの暗示が入れ変わっていきますから、この現象自体が大きなものに発展していくわけです。
これがぐるぐる回転するのが円滑現象です。このようなメカニズムになっているわけですから、大きいのは、やはり自分の心がけ、感謝する心がけということになります。
円滑現象が起こる方と起こらない方がいらっしゃるといいましたけれど、その中の比率では、素直な性格の方が非常によく起きています。素直さが、抗暗示障壁をきれいに取ってくれるのです。
ですから信じるものは救われると、よくいわれますけれど、これも本当なんです。信じるものは、本当に救われるのです。信じないで疑ってばかりいますと、その疑いの心は抗暗示障壁をつくってしまいます。
あるいはこんなものをかけると、おかしくなるんじゃないかなどと思っていますと、マイナスの暗示を自然に入れてしまいます。心がけが重要です。
アルファコイルという器械、アルファ状態にすることによって抗暗示障壁を取り除いてくれる器械です。その後に円滑現象を起こしたいというときは、その先の行動を起こさなければなりません。これをしないで、円滑現象が起きないからインチキじゃないかというのは心がけが悪いのです。
それでは、起きなくて当然なんです。しかしただ 心がけが悪いとだけいわれてもなかなかわかりませんね。メカニズムを知った上で、そうなんだとわかれば、なるほど、おれもやってみようかな、という気になると思います。 健康な方が、アルファコイルをかけた場合には、ほとんど自覚がないのが普通です。実際にはアルファ波が出て、抗暗示障壁が消えていても、普通の人には、その違いはほとんどわからないのです。頭にかけても何の変化もない、インチキじゃないかというわけです。これは健康な人が健康食品を食べてより健康になったとしても、何も変わらないじゃないか、というのと似ています。
アルファコイルは、アルファ波発生装置であって、これだけで はなかなかアルファ状態がどういうものであるか ということは自覚しにくいのです。ところがアルファトーンを使いますと、自覚できます。アルファ状態というのがどういうものかわかってくる のです。先ほども、アルファコイルとアルファ トーンの違いを説明しましたけれど、アルファトーンは、自分の状態をモニターする器械なので、いい状態なのか、悪い状態なのか、モニターできます。いわば脳波計を簡単にしたようなものです。自分でどのようにしたら、アルファ状態になれるか、自分で自覚しながら覚えてしまいます。体で覚えてしまいますから、器械がなくても、たとえば満員電車にもまれているようなときでも、アルファ波の状態にもっていくことができるようになるのです。 従来、アルファコイルのなかったときには、アルファトーンだけやっていました。アルファトーンだけですと、初めはある程度の努力が必要です。どうしたらアルファ状態になるかというのがわかりませんから、試行錯誤が必要です。それでは大変でなので、頭にかけるだけで、なんとかアルファ状態にならないだろうか、ということで、開発されたのがアルファコイルなのです。 アルファコイルは努力なしにアルファ状態をもたらします。ところで、何にでも長所、短所があるものですが、アルファコイルの短所は、アルファ状態を自覚できないというところにあります。そのために個人差もありますが、アルファコイルをかけたときに、非常にきれいなアルファ波が出ても、外した途端にもとに、戻ってしまう人もいます。ほとんどの人は自覚できないのでアルファ状態を保てないのです。 ところが、アルファトーンを使うと自覚できるので、その状態を保つことができます。まず、アルファコイルで脳波をアルファ波にして、アルファトーンが教えてくれるそのよい状態を保つようにすることができます。自分でよい状態がわかるので、これを毎日習慣づけると、器械なしでも、どこででも、アルファ状態にできるようになります。つまり自分で抗暗示障壁を常に取り除けるような体質に、だんだん変えてゆけるわけです。 ですから、満員電車に揺られているようなときには、普通にはストレスばかり溜まって、イライラして、非常に健康に悪いのですが、この訓練をしますと、ふっと目をとじて、アルファ波にもっていくようにすると、逆にストレスが解消されて健康によく、無駄なエネルギーを使うこともなくなります。あらゆることに対してよいわけです。そしてこれで体質的にいろいろな暗示を入れられるような体質に自然に変わってゆくわけです。あとは心がけで、できるだけプラスの暗示を入れるようにします。 実は私は、それで、26歳のときに家を建てましたし、29歳で会社をつくってしまいました。 いま、非常に円滑現象が起こっています。いまは習慣づけまして、ほとんど全くといってよいほど、マイナスの暗示が入ったことはないのです。ブラスの暗示ばかり習慣づけてしまいました。
(詳しくは実践書「運命の法則」(上巻)をお読み下さい。)
メールは info-cstmr@alphacoil.jp へ